2022年9 月第3 四半期

北米

プロピルパラベン市場は、2022年第3四半期に北米地域で、様々な製薬業界からの下流プロピルパラベン需要の変動により、価格情勢が低下していることが確認された。第3四半期に入り、プロピルパラベンの価格は、需要の減少により安定的に低下しました。その後、第3四半期半ばには、需要が堅調に推移し、サプライヤーの在庫も潤沢となり、川下市場全体のバランスが取れたことから、価格は下落した。さらに、第3四半期末にかけては大きく下落し、7415ドル/トンCFRロサンゼルス（米国）で収束した。

詳細については：- https://www.analystjapan.com/Pricing-data/propyl-paraben-1413

アジア太平洋

APAC地域では、プロピルパラベンの価格 は2022年第3四半期を通じて下落しました。中国では川下需要の低迷と国内商社からの十分な供給がプロピルパラベンの価格動向を支えました。さらに、第3四半期半ば以降、プロピルパラベンの価格は、国内市場での顧客の購買活動の減少により、需要が弱まったことを示しています。さらに、第3四半期末にかけて需要が大幅に減少したため、市場参加者は相場を引き下げ、在庫の取り崩しを行い ました。これにより、第3四半期の価格は、中国のFOB上海で7100米ドル/トンに落ち着きました。

ヨーロッパ

プロピルパラベンの欧州市場での価格は、北米と同様の傾向を示しています。需給は弱含みで、川下は国内商社に備蓄されていた。第3四半期半ばまでは、ドイツのプロピルパラベンの需要は安定的に推移し、国内市場の需給バランスは取れていた。加えて、輸出国の貿易活動の変動が、第3四半期末のプロピルパラベンの市場価値に影響を与えた。また、ドイツでは、川下の医薬品からの引き取りが遅いことも、この価格動向の弱さの一因となった。このため、第3四半期末のプロピルパラベンの価格は、7650米ドル/トンCFRハンブルクに落ち着い。
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