2022年9 月第3 四半期

北米

北米市場の アルミノ珪酸塩の価格 は、同国内の製品在庫が潤沢な中で、国内需要が減速したことにより、当四半期の後半に下落しました。市場関係者の話によると、7月に価格が上昇し、その後8月と9月に不透明感の高まりと経済活動の鈍化の影 響で価格が急落したとのことです。当初、米国のインフレ率は制御不能なほど上昇しており、政府は消費者からのインフレ圧力を冷やすためにイニシアチブを取り始め、最終的に経済を減速させた。アルミノシリケートの価格は、FOBベースで1807米ドル/トン前後で推移しました。

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アジア

第3四半期のアルミノケイ酸ソーダの価格は、国内外市場での引取量の減少や需要の鈍化の影響を受け、急落しました。中国では、当四半期の後半にパンデミック関連の不確実性が緩和されたものの、経済活動はなかなか活発化せず、市場は低迷しました。一方、インドでは、祝祭シーズンを控えて楽観的な見方が広がっていますが、当四半期を通じて価格は大きく下落し ました。中国では、9月にアルミノ珪酸ソーダの価格が約1350米ドル/トンと評価されました。

ヨーロッパ

アルミノシリケート価格は、川下バイヤーからの低い需要ファンダメンタルズと、安価な輸入品と地域の国内貿易活動を背景に、四半期を通して下落傾向をたどった。また、第3四半期には、アルミノシリケートを含む一部の製品が川下市場からの問い合わせを受けなかったため、価格が下落したが、インフレ圧力はすべての商品の価格改定を促進する主要因となった。加えて、エネルギー価格の上昇も国内プレーヤーにとっては問題であり、トレーダーは他の市場から安価なカーゴを入手していた。2022年9月のアルミノシリケートナトリウム価格は1706米ドル/トン前後と査定された。

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